水上勉著「飢餓海峡 上・下」（新潮文庫）読了。字が小さくて厚さ以上に長かったので、読むのに時間がかかった…。道南、下北半島、舞鶴などの細かい地理が出てくるので、地図を見ながら読み進めた。松本清張ぽい社会派ミステリーではあるが、「何々小説」と…

清田、マーフィー、谷繁、久保康友、村中、川島慶三、由規…。前半戦のケガで戦線離脱していた選手が続々と復帰してきている。 廣瀬！！ 梵！！ 何やってんだよ〜！！！ せっかく広島行くのに、この２人がいなかったら泣いちゃいます…。早く帰ってこい。そし…

夫の運転で、久しぶりに「コピス吉祥寺」内の吉祥寺美術館へ行く。先日買った「ぴあ」最終号で、「古川タク展 『あそびココロ』“１本の線から”」が開催中であることを知ったため。 独特のユーモアあふれるイラストや原画を、存分に楽しめるいい展示だった。…

野球のこといろいろ。 ・井端がケガで登録抹消。産まれたばかりの子どもに会えて嬉しいだろうが、チーム状況も悪いし複雑かな…。 ・星くんもいいトレードだったと思う。西武は若い子がのびのびやれるチームだし、銀仁朗と併用でいいと思う。 ・ロッテのショ…

ベースボール・マガジン社の「スポーツ・アルバム」シリーズ、もうすぐ坂本勇人と石川雄洋が発売されるらしい。坂本はわかるけど、石川はびっくりした。毎回気にはなるけれど、今まで買ったのは中島裕之だけ。もっとどんどん出してほしい。やはり男前限定な…

今日は曇っていてそれほど暑くなかったので、久しぶりに娘と中央公園へ行った。夏限定で水が張られている噴水池で遊ぶ。ちゃんとしたプールではないが、消毒されていてカルキの臭いがするし、監視員のおじさんが常駐しているので安心だ。 海やプールに行った…

今年のオールスターは３試合もあるので、内容的に薄まってしまうのではと懸念したが、ここまで２試合ともホームランがたくさん出ていてとても楽しい。昨日４被弾を浴びた武田勝はまるで打撃投手のようだった。７、８年後には本当にそうなっているような気も…

今日も昨日に引き続いて涼しい。エアコンも扇風機もつけていないけど快適。北海道の夏はこんな感じだった。ずっとこうならいいのに…。 午前中、スーパーで買い物。雑誌コーナーで１冊購入。 ■「ぴあ 最終号」（ぴあ）…３９年の歴史に幕。１９７２年「月刊ぴ…

今日夫に買ってきてもらった本。この２冊を同時に買うことになったのは、すごい地図ブームというわけではなくたまたまです。 ■今尾恵介著「地図で読む戦争の時代」（白水社）…「本の雑誌」で紹介されていて、何度か本屋で見て買おうか迷った。ようやく買った…

台風一過といえば真っ晴れで暑いはずなのに、今日は嘘みたいに涼しくて不思議。ひたすらノースリーブに短パン生活の娘にも、久しぶりに半袖のＴシャツを着せた。 今日から学校は夏休みらしく、朝から近所の子ども達が外で元気に遊んでいる。さっき花いちもん…

寺田寅彦の文庫が立て続けに３冊も出た。天災といえば寺田寅彦…考えることは皆同じらしい。版権が切れてるから本にしやすいんだろう。今度本屋に行ったらどれか一冊買ってみよう。天災と国防 (講談社学術文庫)作者: 寺田寅彦出版社/メーカー: 講談社発売日: …

台風６号接近中。外は涼しいけれど、風が強くて窓を開けられないので部屋が蒸し暑い。今日は一日中家に引きこもっていた。 今「時の人」と言えば、なでしこジャパンの佐々木則夫監督。講談社から出ている本が早速売れているらしい。新聞を見ていたら、東芝の…

久々に、野球いろいろ。 ・サブロー×工藤のトレードはどちらにとってもよかったと思う。今日の工藤のファインプレーは素晴らしかった。 ・ヤクルトは今日で９試合目の引き分け。勝率６割を超えている首位チームだから全く問題ないだろうが、やはりはっきり白…

祝☆サッカー女子日本代表、Ｗ杯初制覇！！ ３時に起きる根性はなかったので、１０時からの録画放送をじっくり見た。よく２回も追いついたなあ。宮間、近賀、岩清水、熊谷、川澄など、ＭＶＰの澤以外にもレベルの高い選手がたくさんいると思った。でも、澤の…

今夜は満月だ。今日も一日恐ろしく暑かったけれど、エアコンなしでなんとか乗り切った。実は先週の土曜日、一日だけエアコンをつけた。今日もかなりやばかった。麦茶と発泡酒とコーラをひたすらガブガブ飲んだけど、一瞬にして体外に出て行ってしまう。だい…

発売が楽しみな本。 ・金原ひとみ著「マザーズ」（新潮社）…７月２９日発売予定 ・川村湊著「原発と原爆 『核』の戦後精神史」（河出ブックス）…８月５日発売予定

第１４５回芥川賞・直木賞が発表された。芥川賞は受賞作なし、直木賞は池井戸潤の「下町ロケット」に決定。「下町ロケット」は版元がなんと小学館！ 直木賞と言えば、松井今朝子の「吉原手引草」が幻冬舎で、白石一文の「ほかならぬ人へ」が祥伝社だったのも…

阿部和重著「和子の部屋」（朝日新聞出版）読了。全部楽しかったけど、角田光代、江國香織、綿矢りさの回が特に内容が濃かったように思う。島本理生が佐藤友哉と一度離婚して、その後再婚していたとは知らなかった。阿部和重がバツイチで下戸というのも初耳…

阿部和重の最新刊「和子の部屋 小説家のための人生相談」（朝日新聞出版）を読んでいる。阿部和重が女性作家のさまざまな悩みに応えるという対談集だが、めちゃくちゃ面白い。彼の今後の仕事がますます楽しみになる一冊。 以下、印象に残った部分を抜粋。 阿…

今シーズン初めて西武ドームへ行く。対戦相手はオリックス。昨日から「ライオンズクラシック ２０１１」と題したイベントが行われており、ライオンズは西鉄球団創設時の復刻ユニフォームを着て戦う。「Ｌｉｏｎｓ」のポップなロゴがかわいい。イベントに合わ…

最近娘がサマータイムを導入したらしく、朝６時か７時には起きてしまう。今日は６時半頃起きたらしい。私は７時過ぎに起こされた。洗濯などの家事を終えてもまだ９時半だったが、既に異常な蒸し暑さ。エアコンをつけそうになるが、我慢して両親の家へ避難す…

吉村昭著「新装版 海も暮れきる」（講談社文庫）読了。「咳をしても一人」で知られる俳人・尾崎放哉が、家族や職業を捨てて小豆島に渡り、４１歳で亡くなるまでの８ヶ月を描いた伝記小説。 放哉は一文無しで島へ渡るが、肺病持ちで力仕事は一切できない。そ…

ドラゴン、あっけなく辞任しちゃいましたなあ。最初はびっくりしたけど、官僚出身の無難なことしか言わない人と違って面白かったのに…。でもまあ、知事たちは仕事がしづらいだろうから、仕方がないか。九州のみなさんも怒っていたようだし。Ｂ型のみなさんも…

今月はあんまり本買わない月間にしようと思っているのに、欲しい本がいっぱいあります。とりあえず、メモしておこう。うみべのまち 佐々木マキのマンガ1967-81作者: 佐々木マキ出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2011/06/23メディア: コミック購入: 7人 クリ…

第１４５回芥川賞・直木賞の候補作が発表された。 ◇芥川賞候補作 ・石田千「あめりかむら」 ・戌井昭人「びんぞろ」 ・円城塔「これはペンです」 ・水原涼「甘露」 ・本谷有希子「ぬるい毒」 ・山崎ナオコーラ「ニキの屈辱」 水原涼は鳥取県出身、北海道大学…

娘と両親の家へ遊びに行く。昼食後、一人で近所の大型スーパーへ。ミキハウスのセールで娘の短パンを買う。 やっぱり本屋をウロウロする。１冊購入。 ■南Ｑ太著「ひらけ駒！ ２巻」（講談社）…将棋は全然わからないけれど、このマンガは楽しい。ひらけ駒!(2)…

今日のジャイアンツ、絶対落としてはいけない試合を落としましたな。大村の代打勝ち越しホームランで華々しいデビュー戦となるはずだったのに、９回表にロメロ・久保が打たれて逆転負け。今年は小笠原が２０００本安打を達成した日も負け試合だった。それで…

村田喜代子著「この世ランドの眺め」（弦書房）読了。作家・村田喜代子のアイデンティティがぎゅっと詰まったエッセイ集。鉄の町・北九州の八幡に生まれ育ち、現在も住み続ける彼女が、地元の版元から本を出すことが嬉しい。 ただ、「秋芳洞の闇」という題の…