2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「ガール」読了。

読書が停滞気味なので、たまには気軽に読める本をと思い、奥田英朗著「ガール」(講談社文庫)を読む。30代のキャリア・ウーマンを主人公にした5編の短編が収録されているが、あっという間に読了した。 「マドンナ」(講談社文庫)もそうだったが、読み終…

食べるスープ。

NHKのテキスト「きょうの料理ビギナーズ」は、雑誌としても読むところが結構あって面白いので、ときどき買う。今月号の特集は、「食べるスープ」。載っていたレシピを参考にして、最近は各種スープを作ってよく食べる。翌日はごはんを入れて、おじや風に…

「ウェルかめ」を見る。

NHK朝の連続テレビドラマ小説、「ウェルかめ」の第1回を見る。貫地谷しほり主演の「ちりとてちん」以来、朝の連ドラからは遠ざかっていたが、我がアンテナが「かめ」に反応したので試しに見てみた。 舞台は四国霊場二十三番札所・薬王寺がある徳島県美波…

秋のあとは。

今朝はどんよりとした空模様。朝食に野菜とハムとチーズをはさんだサンドイッチを作る。美味しい。 洗濯物を家の中に干して(午後は雨が降る予報)、ヤンキース対レッドソックスの試合の録画中継を見ているところ。ここまでヤンキースがリードを許しているが…

今日買った本。

ようやく本屋に行く。ひかえめに、2冊購入。 ■穂村弘対談集「どうして書くの?」(筑摩書房)・・・対談相手は、高橋源一郎、長嶋有、竹西寛子、川上弘美ほか。桐野夏生の対論集「発火点」(文藝春秋)も気になったけれど買わず。どうして書くの?―穂村弘対談集…

内田樹。

読みかけの本がいあっぱいあるけれど、内田樹著「こんな日本でよかったね」(文春文庫)を読み始める。ブログからの再録だけど、樹の文章は読み慣れているし、切れ味がよくて考え方が一貫しているので心地よい。「結論を急ぐな」と言ってもらえるのは有り難…

ナイターがない。

今日は全部デーゲームだったので、見るテレビがない。退屈。毎年のことだけど、野球シーズンが終わった後の生活を考えるのが恐い。 今はちょっと一人では遠出できない状況にあるので、本屋に行けないのがとてもつらい。ネットで情報だけは得られることが、ま…

「にょにょっ記」読了。

昨晩は寝つけなくて、穂村弘著「にょにょっ記」(文藝春秋)を読了(1時間ぐらいで読める)。いいなあ、この日記シリーズ。川上弘美の「東京日記」もいいけれど、それに匹敵する素晴らしさ。次は「にょにょにょっ記」になるのかな・・・。 眠い・・・。にょにょっ…

「絲的メイソウ」読了。

今朝は早起き。絲山秋子著「絲的メイソウ」(講談社文庫)を読了。「小説現代」に連載されていたエッセイをまとめたもの。この人、基本的に文章が巧い。初めのうちはテンションを無理やり高めようとしている感じがあって読みづらいが、徐々にスタイルができ…

川上未映子。

今朝は少し寝坊したので、「週刊ブックレビュー」は途中から見ただけ。だが、川上未映子がゲストの特集を見れたのはよかった。 いやー、やはりとにかくかわいい子だね。でも、思ったよりはるかに作家として真面目な子だなという印象を受けた。今まで雑誌など…

朝日新聞を購入。

コンビニで朝日新聞の朝刊を買った。北海道に引っ越してきて初めて買ったけれど、12段組が懐かしい。政権交代のニュースはやはり圧倒的に充実していて、読み応えがある。そして出版広告がはるかに多い。一面のサンヤツも、道新では見たことがない春秋社や…

イチロー記念切手。

今日の新聞に載っていた、イチローの9年連続200本安打達成記念切手を、ネットで1セット申し込んでしまった。切手10枚とポストカード9枚などが特製ホルダーに入って、3980円。11月末に家に届くらしい。

さつまいもの蒸しケーキ。

ホットケーキミックスを使って、「さつまいもの蒸しケーキ」を作った。我がふるさとには「鬼まんじゅう(通称:鬼まん)」というおやつがあって、それをイメージしてみた。砂糖を足さなかったのでちょっと甘さが足りない。 メープルシロップをかけてみたら、…

朝から。

昨日は早く寝たので、朝から活動的。ごはんを食べて、ごみを出して、洗濯をして、やっと落ち着いたところ。今朝は快晴。放射冷却でずいぶんと肌寒い。 道新は、初の道内選挙区からの首相誕生をひたすら喜んでいる。でも、ちょっとローカル感満載すぎて物足り…

「an・an」を買う。

スーパーの雑誌コーナーで、うっかり最新号の「an・an 特集:私に優しい部屋の条件」(マガジンハウス)を買ってしまった。 蒼井優の表紙がかわいかったのと、何でもいいから雑誌が読みたかったのだ。この雑誌を買うのは人生でたぶん3回目ぐらいなのだ…

「食べてはいけない!」読了。

昨晩、森枝卓士著「食べてはいけない!」(白水社)を読了。インド学の第一人者(辛島氏のこと。そうらしい)の本を読んだ直後なだけに、在野のジャーナリストの文章は軽いなあと感じざるを得なかったが、「食べない」・「食べてはいけない」という視点から…

「インド・カレー紀行」読了。

昨晩、「カラー版 インド・カレー紀行」(岩波ジュニア新書)を読了。いやあ、素晴らしい本だった。カラー写真が豊富だし、税込1000円ちょっとでこの内容ならすごいお得。インドの歴史や文化にも興味が湧いたので、何かほかにもインド関係の本が読みたく…

チリモンを探せ。

最近、「チリモン」とやらが話題になっているニュースをたまたま見た。「チリモン」とは「チリメンモンスター」の略で、ちりめんじゃこの中に混じっているエビやカニ、ヒトデなどの小生物のことを言い、それを探すのが面白いということらしい。 さっそく昨日…

インド料理。

辛島昇著「カラー版 インド・カレー紀行」(岩波ジュニア新書)を読み始めた。写真が豊富で読みやすく、とても面白い。研究者が書いた本を読むのは久しぶりなので、新鮮。この人、なんと言っても名前が「辛島」だもんなあ。でも、研究のためにインドに家族ぐ…

「ぶらんこ乗り」読了。

昨晩、ようやくいしいしんじ著「ぶらんこ乗り」(新潮文庫)を読了。薄い本だけど、結構読み進めるのがしんどかった・・・。途中からは一気に読んだけど、その世界観に入り込むまでに時間がかかる作家だね・・・。面白かったかと言われると、どうだろ。うーん。と…

昨日買った本。

昨日買った本。 ■辛島昇著/大村次郷写真「カラー版 インド・カレー紀行」(岩波ジュニア新書)・・・カレー文化史の本が欲しくていろいろ見たけど、これが一番よさそうだったので。カラー版 インド・カレー紀行 (岩波ジュニア新書)作者: 辛島昇,大村次郷出版社/…

読めるときに。

読めるときにどんどん読むべし。そのうちぱったり読めなくなる気がする・・・。 いしいしんじ著「ぶらんこ乗り」(新潮文庫)を読み始めた。いしいしんじも何冊か持っているけど、1冊もまともに読んでいない。ぶらんこ乗り (新潮文庫)作者: いしいしんじ出版社…

「巡礼」読了。

早朝、「巡礼」を読了。うん、この結末しかないよな。エンターテインメント性の全くない、大変地味な作品だが、読んで損した感じは全くない。 「倦む(うむ)」とか「地衣類(ちいるい)」とか「惘然(ぼうぜん)」とか、使い慣れない言葉が普通に読み仮名な…

理系政治家。

民主党・鳩山由紀夫代表(東大工学部卒)、菅直人代表代行(東工大理学部卒)、平野博文役員室長(中大理工学部卒)、と時期政権の中心を担うことになる3人の共通点は、理系政治家であることだ。現役理系政治家として有名なのは、秋葉忠利広島市長(東大理…

「巡礼」を読み始める。

橋本治著「巡礼」(新潮社)を読み始めた。母親が橋本治の長年のファンなのだが、私は今まで「二十世紀」(上・下巻、ちくま文庫)を読んだぐらい。平野甲賀の装丁に惹かれて買ってしまった。紹介文には「初の純文学長篇」とありますが、そうなの?巡礼作者:…

「塀」と「堀」。

昨日の「プロ野球ニュース」で、アナウンサーがロッテの塀内(へいうち)のことを「堀内(ほりうち)」と言っていたことが、どうしても許せない。しかも2回言った。確かに珍しい名前だが、ここ1、2年で出てきたような選手でもないし、ロッテの試合を少し…

「物は言いよう」読了。

昨晩、斎藤美奈子著「物は言いよう」(平凡社)をようやく読了。5年分の連載だけあって、まとめて読むとすごい迫力。濃密な一冊。あとがきで「評論でもエッセイでもなく、実用書」と著者が述べているように、思わぬセクハラ発言を防ぐための身体感覚を身に…

昨日買った本。

昨日は、久しぶりに大きめの本屋に行った。ついつい、とりとめのない本をたくさん買ってしまった。6冊。でへへのへ。 ■綱島理友監修「スポーツ・マスコット図鑑」(PHP研究所)・・・プロ野球のマスコットはよく知っているけれど、Jリーグや独立リーグのも…

横浜市長選。

総選挙のニュースに隠れて全く報道されていないが、林文子が横浜市長に当選しとるやないか。彼女はNHKのドラマ「トップセールス」で、夏川結衣が演じた主役のモデルとなった人で、その後ダイエーや日産にいた企業人だよね。・・・もう少し報道されてもいいと…

雑誌の連載。

「虹の彼方に」を読んでいるが、これは「月刊現代」(講談社)に連載されていた時事ネタコラム。「現代」もなくなっちゃったのよね・・・。今や雑誌よりも新書でオピニオン表明をするという形が、一般的になってしまった。コラムやエッセイの連載の場は減ってい…