「この世ランドの眺め」読了。

 村田喜代子著「この世ランドの眺め」(弦書房)読了。作家・村田喜代子アイデンティティがぎゅっと詰まったエッセイ集。鉄の町・北九州の八幡に生まれ育ち、現在も住み続ける彼女が、地元の版元から本を出すことが嬉しい。
 ただ、「秋芳洞の闇」という題のエッセイで、203〜204ページの間の一行がたぶんまるまる抜けている。印象深い内容の文章なので残念。他にも誤植がちらほら。そういうのがすごく気になってしまう性分なもので。すみません。

この世ランドの眺め

この世ランドの眺め