2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

「最後の冒険家」読了。

石川直樹著「最後の冒険家」(集英社)読了。著者撮影の写真を使った祖父江慎の装丁が素晴らしい一冊だが、この写真の意味がわかるといっそう感慨深い。以前にもこの日記に書影を載せているが、再録。最後の冒険家作者: 石川直樹出版社/メーカー: 集英社発売…

巨人強し。

第3戦は、内海が今季初完投で巨人が勝利。巨人、強いなあ。特に小笠原、ラミレスの3・4番は、驚異的な存在感だ。この2人と日ハム・稲葉を加えた3人のバッティング技術は、今の日本プロ野球の野手では別格だと思う。 坂本の成長ぶりも目を見張るものがあ…

1勝1敗。

ヤクルト、いい試合するなあ。選手層が厚くなったし、安定した粘り強い戦いができている。この3連戦は1つ勝てば十分。下手に近づき過ぎないほうがいい。 堀江敏幸著「おぱらばん」(新潮文庫)と、石川直樹著「最後の冒険家」(集英社)を同時平行で読み始…

「叙情と闘争」読了。

「叙情と闘争 辻井喬+堤清二回顧録」を読了。面白かった。「職業と感性との間の同一性障害」という表現があるように、詩人でありながら経営者でもある著者の内面的な葛藤が正直に語られている。 堤康次郎という巨大な存在との対峙、その半面で母や妹を守ら…

小樽観光。

昨日はJRで小樽へ観光に行ってきた。前回は車で行ったので、電車で行くのは初めて。JRに乗ること自体、ものすごく久しぶり。札幌から小樽まで約40分。思った以上に近かった。銭函駅を過ぎたあたりから海沿いを走るので、車窓からの眺めを大いに楽しん…

旭山動物園。

北海道に来て初めて一泊旅行をした。行き先は旭山動物園。ペンギンがかわいかった・・・。キング、ジェンツー、イワトビ、フンボルトの4種類の見分けがつくようになった。キングペンギンはホッケを丸飲みしていた。ホッケ! ホッキョクグマが遊んでいる姿もじ…

ゆうボール。

昨日、某スポーツ用品専門店で「日本プロ野球選手会監修、キャッチボール専用球ゆうボール」(2個セット)を買ってみた。内外ゴム社製、税込998円。 縫い目がしっかりあって、握りの練習ができる。素手でキャッチしても痛くない。しかし、手がゴム臭くな…

「叙情と闘争」。

辻井喬著「叙情と闘争 辻井喬+堤清二回顧録」(中央公論新社)を読み始めた。読売新聞の連載をまとめたもの。予想以上に面白い。 1963年夏、池袋の西武百貨店で死者を出す火災が発生し、1ヵ月近く営業できなかったことが回想されている(ウィキで調べ…

「中公新書の森」。

相方が書店でもらってきてくれた「中公新書の森 2000点のヴィリジアン」を、パラパラと眺めるのが楽しい。「思い出の中公新書アンケート」は179人分の回答が掲載されていて読み応えがある。中公新書らしく、作家や文化人よりは学者や研究者が多いのも…

「1Q84」読了。

昨夜、ようやく「1Q84」を読み終えた。感想は・・・特になし。前半は楽しかったけど、後半はなんとも言えない展開だった。やっぱり村上春樹は短編の方が上手いと思う。 本家・オーウェルの「1984年」(ハヤカワ文庫)は、だいぶ前に途中で挫折している…

札幌円山球場で。

昨日、札幌円山球場で日本ハム対横浜のデーゲームを観戦してきた。好天に恵まれたこともあり(風は強かったが)、久しぶりの天然芝球場での観戦は非常に気持ちがよかった。試合はハムの強さと横浜のだらしなさがくっきりと浮き彫りになる内容。10安打で3…

「海老と野菜の炒め物」。

近ごろお腹が空いて早朝に目が覚める。今朝は、6時から昨日のプロ野球ニュースの再放送を見た。廣瀬純のバックホームが、とにかく素晴らしかったのでここに書きとめておく。 「1Q84」で天吾が作っていた「海老と野菜の炒め物」、実際に作る人がたくさん…

ようやく2冊目。

「1Q84」の2冊目を読んでいる。だいぶ重い展開になってきた。「物語の中に拳銃が出てきたら、それは発射されなくてはならない」から、仕方がないか。1Q84 BOOK 2作者: 村上春樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2009/05/29メディア: 単行本購入: 40人 ク…

久しぶりの更新。

久しぶりの更新。ようやく体調が落ち着いたので。 村上春樹著「1Q84」(新潮社)、1巻目の3分の2ほどまで読み進んだ。久しぶりに小説を読むが、いい作品だなあ。読んでいてとても楽しい。村上春樹の今考えていることがよくわかる。東京の地名やスポッ…