2017-01-01から1年間の記事一覧

今年のベスト5。

いよいよ年末。師走は慌ただしく、今後読書はあまりできそうにないので、今年一年の読書を振り返っておこうと思います。 今年の読了本は33冊。まあ、こんなものかなと思います。今年も面白かった本ベスト5を決めました! 1位 西川美和著「永い言い訳」(…

最近買った本。

以下、最近買った本。 ■藤子・F・不二雄著「パーマン 1巻」(小学館)パーマン (1) (てんとう虫コミックス)作者: 藤子・F・不二雄出版社/メーカー: 小学館発売日: 2016/06/24メディア: コミックこの商品を含むブログ (3件) を見る■藤子・F・不二雄著「チ…

娘が借りてきた本。

娘は学校の図書館で私が好きそうな本を借りてきてくれます。先日借りてきた2冊がどちらも大変面白かった。選書にセンスを感じます。すずめのくつした (ゆかいなゆかいなおはなし)作者: ジョージセルデン,ピーターリップマン,George Selden,Peter Lippman,光…

「藤子・F・不二雄ミュージアム」に行く。

ここに書くのを忘れていたが、12月3日に「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」に行ってきました。 川崎市多摩区にあります。小田急登戸駅からシャトルバスが出ていますが、子どもを連れて電車・バスで行くのは大変なので、車で行きました(駐車場はない…

「レインツリーの国」読了。

有川浩著「レインツリーの国」(角川文庫)読了。ブログに書かれた本のレビューが元で始まる物語、というのは素敵。 でも、メールのやりとりの内容はちょっと・・・。なんで伸行を関西弁にしちゃったのかなあ。関西弁の人って、メールも関西弁なの?相手も関西…

「明日死ぬかもしれない自分、そしてあなたたち」読了。

山田詠美著「明日死ぬかも知れない自分、そしてあなたたち」(幻冬舎文庫)読了。連れ子同士で再婚した父と母、そして4人の子どもたち。家族の幸せは、長男の突然の死によって変調を来す。小説としてはありがちな設定だが、暗くなりすぎないのが山田詠美の…

昨日買った本。

昨日、新刊書店で買った本。 ■ユーフラテス著「コんガらガっち どしんどしんちょこちょこすすめ!の本」(小学館)・・・「コんガらガっち」シリーズ最新刊。コんガらガっち どしんどしん ちょこちょこ すすめ!の本作者: ユーフラテス出版社/メーカー: 小学館発…

「しろいろの街の、その骨の体温の」読了。

村田沙耶香著「しろいろの街の、その骨の体温の」(朝日文庫)読了。この著者の本を読むのは初めて。 主人公は造成途中のニュータウンに住む結佳。同じ習字教室に通う伊吹を密かに好きになるが、その思いを素直に表現する術を知らない。思春期特有の醜形恐怖…

昨日買った本。

昨日、新刊書店で買った本。 ■学習まんが人物館「知里幸恵とアイヌ」(小学館)・・・娘が欲しいと言ったので購入。出たばかりの新刊。 伝記まんがとして、すばらしい内容。自分もアイヌのことはよく知らないので、とても勉強になった。解説は池澤夏樹。熱のこ…

今日買った本。

以下、ブックオフで買った本。エリーちゃんのクリスマス (世界絵本傑作シリーズ―アメリカの絵本)作者: メアリー・チャルマーズ,おびか ゆうこ出版社/メーカー: 福音館書店発売日: 2009/10/15メディア: ハードカバー購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブ…

「Masato」読了。

岩城けい著「Masato」(集英社文庫)読了。主人公の真人は、父親の海外赴任でオーストラリアに移住した小学生。言語の壁を乗り越えて自立していく真人の2年余の生活に、胸が熱くなることが何度もあった。 久しぶりに読み終えるのが惜しくなるような傑…

「リストランテ・アモーレ」読了。

井上荒野著「リストランテ・アモーレ」(ハルキ文庫)読了。女癖の悪いイケメンシェフ・杏二が主人公。「キャベツ炒めに捧ぐ」もよかったけど、井上荒野の料理小説は気軽に読めて楽しい。 登場人物が個性的で面白いし、ストーリー展開も上手いので、さくさく…

「植村冒険館」に行く。

最近娘は伝記マンガにはまっている。昨日は学校の図書室で植村直己を借りてきた。小学館版 学習まんが人物館 植村直己作者: 本庄敬,滝田よしひろ出版社/メーカー: 小学館発売日: 1996/05/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 11回この商品を含むブログ (4…

「オラクル・ナイト」読了。

ポール・オースター著/柴田元幸訳「オラクル・ナイト」(新潮文庫)読了。久しぶりに海外小説を読んだけど、結構重い話で、あまり気分転換にはならなかった・・・。 【以下ネタバレあり】前半(青いノートとの出会いや、カンザスシティが舞台の作中小説の部分…

最近買った本。

今日、ブックオフで買った本。あいうえおちゃん (文春文庫)作者: 森絵都,荒井良二出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/09/03メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 2回この商品を含むブログ (6件) を見る傑作!広告コピー516―人生を教えてくれた (文春文庫)作…

最近買った本。

今日、新刊書店で買った本。Masato (集英社文庫)作者: 岩城けい出版社/メーカー: 集英社発売日: 2017/10/20メディア: 文庫この商品を含むブログ (2件) を見る そして、昨日ブックオフで買った本。USAカニバケツ: 超大国の三面記事的真実 (ちくま文庫)作者…

「長女たち」読了。

篠田節子著「長女たち」(新潮文庫)読了。老親との間に確執を抱えた長女が主人公の3つの中編を収録。認知症、糖尿病、孤独死など、現代社会が直面するテーマを背景に、主人公たちは息苦しいほど真面目に家族に向き合っていく。 読み終えると、「長寿社会は…

「みんないってしまう」読了。

山本文緒著「みんないってしまう」(角川文庫)読了。12話の作品を収録した短編集。どれも20〜30ページほどでとても短く、物語の世界に入れたかなと思うとすぐに終わってしまうので、物足りなさが残る。 「絶対泣かない」「紙婚式」「プラナリア」を読…

最近売れた本。

以下、最近売れた本。 ・ 益田ミリ著「僕の姉ちゃん」(マガジンハウス) ・ 吉野朔実著「本を読む兄読まぬ兄」(本の雑誌社) ・ 斎藤美奈子著「名作うしろ読み」(中央公論新社) ・ 「TOKYO図書館紀行」(玄光社) ・ Amy著「ぐでたまんが」(主…

「はだかんぼうたち」読了。

数日前、江國香織著「はだかんぼうたち」(角川文庫)読了。視点がくるくると変わる展開に、初めはややとまどった。慣れればスムーズに読める。でも、登場人物がすべて変わった人物ばかりなので、あまり感情移入はできなかった。 特に鯖崎の行動が理解できな…

昨日借りた本。

以下、昨日借りてよかった絵本。ダンゴロゴロちゃん (わたしのえほん)作者: タダサトシ(作・絵)出版社/メーカー: PHP研究所発売日: 2014/07/08メディア: 単行本この商品を含むブログを見る決戦! どうぶつ関ヶ原 (講談社の創作絵本)作者: コマヤスカン,笠谷和…

パズル完成!

池田学の1000ピースパズルがようやく完成! 5日かかりました・・・。 ↓ 「興亡史」という作品の右下の部分です。

「池田学展」に行く。

日本橋高島屋で開催中の「池田学展」を見てきました。開店時間の10時半に着いたものの、チケット売り場は長蛇の列。15分ほど並んでチケットを購入し(800円)、ようやく会場に。 池田学は佐賀県出身の43歳。ペンやインクで緻密な絵を描く画家で、山…

昨日買った本。

昨日新刊書店で買った本。 ■篠田節子著「長女たち」(新潮文庫)・・・私は次女ですが、娘を見ていると、長女(第一子)って大変そうだなあと思う。長女たち (新潮文庫)作者: 篠田節子出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/09/28メディア: 文庫この商品を含むブ…

昨日買った本。

以下、昨日ブックオフで買った本。僕の姉ちゃん作者: 益田ミリ 出版社/メーカー: マガジンハウス発売日: 2011/09/15メディア: コミック購入: 2人 クリック: 13回この商品を含むブログ (24件) を見るおにぎらず作者: しらいしやすこ出版社/メーカー: 宝島社発…

「ハイドラ」読了。

金原ひとみ著「ハイドラ」(新潮文庫)読了。薄い本だし、これはたぶんあっという間に読めるなと思って買ったが、予想通りに2時間ほどで読了。デビュー後間もない初期の金原ひとみが書いた、ひりひりするような恋愛小説で、私はこういうの大好きです。ハイ…

昨日買った本。

昨日、新刊書店で買った本。 ■佐藤雅彦著「新しい分かり方」(中央公論新社)・・・ハードカバーの単行本を買うのは久しぶり。新しい分かり方作者: 佐藤雅彦出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2017/09/20メディア: 単行本この商品を含むブログ (8件) を見る…

最近借りた本。

以下、最近図書館で借りてよかった絵本。カブトくん作者: タダサトシ出版社/メーカー: こぐま社発売日: 1999/07/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (9件) を見るしたじきくんとなかまたち作者: 二宮由紀子,山村浩二出版社/メーカー: ア…

「心臓に毛が生えている理由」読了。

米原万里著「心臓に毛が生えている理由」(角川文庫)読了。ロシア語通訳としても活躍した作家の最後のエッセイ集。様々な媒体に書かれたものを寄せ集めた本とは思えないほどクオリティが高く、読み応えのある内容。すばらしい。 在プラハ・ソビエト学校の図…

「つきのふね」読了。

森絵都著「つきのふね」(角川文庫)読了。森絵都を読むのは久しぶり。万引きやら放火やら心の病やら、物騒な話が満載のわりには、ほのぼのとした雰囲気のヤングアダルト小説。テンポよく話が進むので、あっという間に読み終えた。 でも、ノストラダムスの大…