大晦日。本屋に行きたくてうずうずしていたので、車でショッピングセンターへ連れて行ってもらう。４冊購入。 ■司修著「本の魔法」（白水社）…第３８回大佛次郎賞受賞作。もちろん著者自装。本の魔法作者: 司修出版社/メーカー: 白水社発売日: 2011/06/03メ…

あけましておめでとうございます。先ほどの日記を書いた直後に夫が天皇杯のチケットを買いに行ったら、すでに売り切れ、完売でございました。ＦＣ東京が決勝に残った時点で無理だったか。残念。 従って元日の予定は白紙です。サッカーはテレビで観戦します。…

「僕のなかの壊れていない部分」を読み終わって、今年の読了本は５１冊になった。イチローの背番号なり。 さて、本年のベスト５を変更いたします。 １位 福永武彦著「忘却の河」（新潮文庫） ２位 金原ひとみ著「マザーズ」（新潮社） ３位 平野啓一郎著「決…

白石一文著「僕のなかの壊れていない部分」（光文社文庫）読了。すごい本だった。こんな強烈なキャラクターの主人公はめったにいない。「ぼくは勉強ができない」の時田秀美や「ノルウェイの森」のワタナベトオルと並ぶぐらい、“松原直人”は忘れることができ…

昨日髪を切ってもらったが、どうしても横の髪が左右で違う気がして美容院に電話する。「今誰もいないので、どうぞ来て下さい」と言われたので、再び行って直してもらう。やっぱり全然よくなった。モヤモヤが解消して、すっきり新年を迎えられそう。 ＢＳプレ…

年賀状も書き終わったし、いとこの子どもたちに渡すお年玉の準備もしたし、娘のインフルエンザ予防接種も完了した。年内にやるべきことはだいたい終わった。明日は髪を切りに行く。 今日、夫に買ってきてもらった本。 ■南Ｑ太著「ひらけ駒！ ４巻」（講談社…

では、今年読んだ本のベスト５を発表いたします。 １位 福永武彦著「忘却の河」（新潮文庫） ２位 金原ひとみ著「マザーズ」（新潮社） ３位 平野啓一郎著「決壊 上・下巻」（新潮文庫） ４位 安部公房著「飢餓同盟」（新潮文庫） ５位 鹿島田真希著「来たれ…

昨日は家族で忘年会だった。場所は初めて行く沖縄料理の居酒屋。なかなか雰囲気のいい店で、料理も美味しかった。ビールの後で泡盛の水割りを２杯飲んだら、久しぶりにぐでんぐでんに酔っ払う。バスで帰宅後、風呂に入ってぐうぐう眠ったが、今朝もまだ体が…

昨晩「切羽へ」を読了して、今度こそ年間５０冊を達成した。改めて、今年読んだ本を一覧にしておく。 【１月…６冊】 安部公房著「飢餓同盟」／吉田修一著「さよなら渓谷」／筒井康隆著「漂流 本から本へ」／斉藤道雄著「悩む力 べてるの家の人びと」／松浦理…

井上荒野著「切羽へ」（新潮文庫）読了。今年読んだ本を見ていたら、好きな作家の本はだいたい１冊ずつは読んでいるのに、井上荒野を読んでいないことに気づいた。それで、今年最後に選んだのがこれ。直木賞受賞作。 これまで「もう切るわ」、「ヌルイコイ」…

昨日「離婚」を読了して、ついに年間５０冊の目標を達成した（上・下巻本は１冊でカウント）。ここで、今年の読書を振り返ってみようと思う。 【１月…６冊】 安部公房著「飢餓同盟」／吉田修一著「さよなら渓谷」／筒井康隆著「漂流 本から本へ」／斉藤道雄…

色川武大著「離婚」（文春文庫）読了。色川武大は学生時代に「怪しい来客簿」や「狂人日記」を読もうとしたけれど、面白さがわからずに挫折した経験がある。でも今回は一気に読むことができたし、すごく面白かった。私も色川武大の面白さがわかる年齢になっ…

和田がオリオールズ、ナカジはヤンキースで、青木がブリュワーズかあ…。ダルビッシュはどこに行くのか…。ムネリン、岩隈も含めて、これだけ主力選手がメジャーへごっそり行ってしまうシーズンは初めてだろう。 最近のメジャー中継はあまり面白くなかったから…

伊坂幸太郎著「モダンタイムス 上・下巻」（講談社文庫）読了。ああ、予想以上に時間がかかった。伊坂幸太郎は原作の映画を見たことがあるだけで、買ったのも初めて。それも野又穣の表紙に惹かれた、いわゆるジャケ買いである。人気作家だし、エンターテイン…

引き続き、伊坂幸太郎著「モダンタイムス」（講談社文庫）を読んでいる。昨晩、ようやく下巻の半分ほどまで読み進んだ。各所にさまざまな警句が引用されているが、下巻の２３９ページに「人生を楽しむには、勇気と想像力とちょっぴりのお金があればいい」と…

天気がいいので、娘とバスで駅前まで行ってきた。もちろん主な目的は本屋。 ■南Ｑ太著「ひらけ駒！ ３巻」（講談社）…今回も表紙イラストは千駄ケ谷駅（将棋会館の最寄駅）。それにしても、いい漫画だなあ。もっと話題になってもよさそうなものだが。ひらけ…

「ひらけ駒！」、とっくに３巻が出ているじゃないか。今度買おう。あ、今月末には４巻も出るらしい。ひらけ駒!(3) (モーニング KC)作者: 南 Q太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/09/23メディア: コミック購入: 1人 クリック: 3回この商品を含むブログ (1…

岡崎武志著「古本道入門」（中公新書ラクレ）読了。初挑戦の伊坂幸太郎が遅々として進まない中で、読み慣れた著者の本は２日で読み終わった。想像していた通りの内容だが、想像通りに面白かった。 神保町もずいぶん行っていないが、即売展は一度行ってみたい…

本屋に行く。いろいろ買うつもりだったけれど、実際に見たら買ったのは２冊だけ。 ■荒川洋治著「忘れられる過去」（朝日文庫）…単行本はみすず書房で、講談社エッセイ賞受賞作。解説は川上弘美。忘れられる過去 (朝日文庫)作者: 荒川洋治出版社/メーカー: 朝…

今日は同じマンションに住んでいる姉妹と娘と４人で、１時間半ほど遊んだ。姉妹はたぶん５歳と９歳ぐらいで、以前からちょこちょこ娘と遊んでくれる。おままごとをしたり、かくれんぼや鬼ごっこをしたり、ボールで遊んだりした。手加減をしつつも、結構本気…

皆既月食、初めて見た。月食時は月が赤く見えるなんて知らなかった。もともと暗いので日食ほど劇的ではないが、天体ショーとして楽しめた。雲ひとつない澄み切った空気で、絶好の観測日和。オリオン座などの星座もきれいに見えた。 写真を撮ろうと試みたけれ…

真央ちゃんのお母さん、亡くなっていたんですね。浅田匡子（きょうこ）さん、４８歳、死因は肝硬変。…若すぎる。真央ちゃんは臨終には間に合わなかったとのこと。こんな試練を与えなくても、十分に結果を出せる子だと思うんだけどな…。改めて、当たり前のよ…

今日は姉の仕事のお手伝いをすることになり、２年半ぶりに労働した。午後１時から、ハンコ押しなどの単純作業を５時間黙々とやった。母親に預けていた娘を拾って帰宅すると、もうぐったり。夕食は母親が作っておいてくれたので助かった。働きながら子育てを…

映画の後で、本屋に行く。最近読むものがなくて困っていたので、ハードルを少し下げて４冊買う。 ■佐藤雅彦著「考えの整頓」（暮しの手帖社）…「暮しの手帖」に連載されたエッセイをまとめたもの。考えの整頓作者: 佐藤雅彦出版社/メーカー: 暮しの手帖社発…

ついに映画「タンタンの冒険／ユニコーン号の秘密」を見てきた。上映時間がちょうどよかったので、３Ｄの日本語吹替版で見た。３Ｄは初体験。 スピルバーグらしい、過剰なまでのハリウッド的冒険活劇で、期待を裏切らない大作だった。めまぐるしい展開の連続…

「ヨムヨム」最新号を拾い読みしている。前号でよかった窪美澄の小説がまた載っているので読んだ。「表現型の可塑性」というタイトルで、前半はなかなかよかったけれど、後半は妊娠とか虐待とかうんざりするような展開でがっかり。文章は上手いんだけど、新…

【新選手会長】 中日 森野→吉見 ヤクルト 石川→竹内 阪神 鳥谷→関本 広島 石原→東出 西武 帆足→栗山 オリックス 岸田→鈴木郁洋 なぜに郁洋？ ソフトバンクがムネリンの後誰になるのかわからん。本多かな？

３日間降り続いた雨が止んで今日は快晴。今シーズンいちばんきれいに富士山が見えた。空気が澄んでいて、まるで絵画のようにくっきりとした姿だった。 久しぶりに買い物に出かけ、食料を買い込む。風は冷たいけれど、日差しがあれば暖かいし、洗濯物もよく乾…

仲俣暁生著「再起動（リブート）せよと雑誌はいう」（京阪神エルマガジン社）読了。「Ｍｅｅｔｓ Ｒｅｇｉｏｎａｌ」に連載された、雑誌に関するコラムをまとめた本。「カルチャー誌」や「ジャーナリズム誌」、「趣味誌」などにジャンル分けして、各雑誌の歴…

早速、今日発売の「週刊新潮 １２月８日号」をコンビニで買ってきた。読んだのはもちろん「史上初！ 新郎新婦は芥川賞作家！ 「阿部和重」「川上未映子」結婚報告！」の記事である。 仕事部屋でのインタビューと写真が掲載されているが、ロン毛姿の阿部和重…