2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧

節電。

とりあえず我が家は停電しないようだが、情報がやや混乱している。 プロ野球開幕は延期だろうな・・・。センバツはやってほしい。「てっぱん」はハイビジョンのみ復帰した。教育テレビの番組も部分的に復活。 節電のため、しばらくパソコンはつけないことにする…

「キップをなくして」読了。

池澤夏樹著「キップをなくして」(角川書店)読了。すでに文庫化されているが単行本発売時に買ったもの。キップをなくした少年が主人公のファンタジーで、著者がこういうヤングアダルトものを書くのは珍しい。「星の王子さま」を訳した影響だろうか。 最後の…

文春文庫の新刊。

今日買った本。2冊とも文春文庫の新刊。今日が発売日なのに並んでいなくて騒いでいたら、店員さんが出してくれた。ありがとうございました。 ■宮藤官九郎著「俺だって子供だ!」(文春文庫)・・・「週刊文春」に連載された子育てエッセイ。せなけいこの表紙イ…

人間の動物性。

今日の復習がてら、だいぶ前に買った鹿島茂著「人獣戯画の美術史」(ポーラ文化研究所)を読んでいる。 …グランヴィルの動物風刺画は、人間の滑稽さを誇張するために動物を使ったという域をはるかに超え、動物がそのまま人間になってしまっているからである…

練馬区立美術館に行く。

母と娘と3人で、練馬区立美術館へ「鹿島茂コレクション1 グランヴィル―19世紀フランス幻想版画展」を見に行ってきた。 グランヴィルは人間を動物になぞらえて描いたフランスの風刺画家。個人のコレクションとは思えない展示数で、見ごたえがあった。しか…

谷沢永一が死去。

8日、谷沢永一が死去。心不全、81歳。夕刊に一報が載っている。たぶん明日の朝刊に詳細やコメントが出るだろう。夕刊をとり始めてよかった。 3年ほど前に早稲田大学で開催された講演会に行ったことがある。木村毅(きむら・き)に関するものだった。ああ…

雪の誕生日。

本日、誕生日なり。30歳になりました。昨日は読書で夜更かししたので眠いです。あれ、なんか雪降ってますけど…。ちょっと積もってきたし、出かけるの嫌だなあ。でも買い物は行かなくちゃ…。 長友の初ゴールに歓喜!

「忘却の河」読了。

福永武彦著「忘却の河」(新潮文庫)読了。4年前に復刊された際買ったものだが、すごい本だった。ものすごく好き。小説として非常に完成度の高い作品だと思う。池澤夏樹と文章が少し似ているような気がする。遺伝かな。著者の本を読むのは「草の花」に続い…

選評が読みたい。

以前から芥川賞・直木賞の選評をまとめて読めないものかと思っていたのだが、いいサイトを発見した。 直木賞(こっちがメインらしい)→http://homepage1.nifty.com/naokiaward/ 芥川賞→http://homepage1.nifty.com/naokiaward/akutagawa/index.htm

「蹴りたい背中」読了。

昨晩、綿矢りさ著「蹴りたい背中」(河出文庫)読了。これが芥川賞受賞にふさわしいかどうかはともかくとして、若い才能の確かな萌芽であることは間違いない、と思った。すさまじく現代的で若者的でスケールの小さな小説なので、ここからどう羽ばたいていけ…

バーゲンブック。

スーパーのバーゲンブックコーナーで洋書絵本を2冊購入。各357円。窓つきで立体的に楽しめる。娘用というより、自分の趣味。アマゾンで調べると、ほかにもいろいろ種類があるシリーズらしい。My Doll's House (Tiny Magic Window S.)作者: Stewart Cowle…

「禁色」読了。

三島由紀夫著「禁色」(新潮文庫)読了。573ページ、長かった…。ぐったりしたものの、それほどの感慨が残らない。同じ長編なら、「鏡子の家」の方がずっといい。 著者がいかに老醜というものを憎んでいたかがよくわかった。檜俊輔のような晩年を送ること…

洋書の絵本。

車で吉祥寺に行く。ジュンク堂で本を物色するが、結局買ったのは娘用の絵本(洋書)2冊だけ。ボードブックは洋書の方がかわいいものが充実している。日本のは極端に赤ちゃん向けなんだよね。Eat作者: DwellStudio出版社/メーカー: Blue Apple Books発売日: …