「古川タク展」に行く。

　夫の運転で、久しぶりに「コピス吉祥寺」内の吉祥寺美術館へ行く。先日買った「ぴあ」最終号で、「古川タク展　『あそびココロ』“１本の線から”」が開催中であることを知ったため。
　独特のユーモアあふれるイラストや原画を、存分に楽しめるいい展示だった。ＪＴのスモーキンクリーンのキャラクターや、河出文庫のメグレ警視シリーズのイラストが古川氏によるものであることを知った。映像インスタレーションや紙で再現した龍安寺石庭などの作品もあり、入場料１００円がとてもお得に感じられた。
　展覧会の図録（５５０円）、芭蕉のキャラクターが描かれた黄緑色のトートバック（１５７５円）、ポストカード２枚（各１０５円）を購入した。
　もちろん階下のキャラパークとジュンク堂にも行く。キャラパークでは、スヌーピーのお茶用ピッチャー、ミッフィーのフォーク２個、リラックマのアルバムを買う。近所のヴィレッジヴァンガードの１００倍は充実した品揃えなので、欲しい物がわさわさあって大変。
　ジュンク堂では私４冊、娘用に１冊。
■金原ひとみ著「マザーズ」（新潮社）…今日発売の新刊。帯には「母であることの幸福と凄まじい孤独」とある。面白そう！

マザーズ

■古川日出男著「馬たちよ、それでも光は無垢で」（新潮社）…古川日出男、読んだことないのでやや不安だが、思い切って購入。「聖家族」の続編ぽいが読んでなくても大丈夫かな…。

馬たちよ、それでも光は無垢で

■束芋著「悪人」（朝日文庫）…朝日新聞連載時の挿絵を本にまとめたもの。刊行時、１８００円という値段にためらって買わず。まさかの重版に感動！

惡人

■色川大吉著「ユーラシア大陸思索行」（中公文庫）…１９７６年刊行の文庫が復刊。

ユーラシア大陸思索行 (中公文庫)

■やなせたかし原作「アンパンマンと空のおさんぽ」（フレーベル館）…娘用。「アンパンマンのかたぬきえほん」シリーズの新作。娘の反応はまあまあ。

アンパンマンとそらのおさんぽ―アンパンマンのかたぬきえほん〈16〉

　夫も５冊買ったので、紙袋を二重にして入れてもらった。最近読書が停滞気味なので、ずんずん読もうと思う。