「みんないってしまう」読了。

 山本文緒著「みんないってしまう」(角川文庫)読了。12話の作品を収録した短編集。どれも20〜30ページほどでとても短く、物語の世界に入れたかなと思うとすぐに終わってしまうので、物足りなさが残る。
 「絶対泣かない」「紙婚式」「プラナリア」を読み終えたときの充足感に比べると、やや期待はずれな一冊。短編は好きなんだけど、もう少し長いものが読みたい。
 ↓ アマゾンだと書影がでない。

 ↓ 表紙はこれです。