川上未映子。

 今朝は少し寝坊したので、「週刊ブックレビュー」は途中から見ただけ。だが、川上未映子がゲストの特集を見れたのはよかった。
 いやー、やはりとにかくかわいい子だね。でも、思ったよりはるかに作家として真面目な子だなという印象を受けた。今まで雑誌などに載っているエッセイをいくつか読んだことがあるが、どれも大阪弁で書かれていて、どうも読みづらいというか、ついていけない感じだなあと思っていた。しかし、最新作「ヘヴン」(講談社)は標準語で書かれた長編小説らしく、内容的にもちゃんとしてそう。芥川賞は、こっちで取るべきだったのではなかろうか(って「乳と卵」も読んでいないわけだけれども)。短編の方が取りやすいのか。「文藝春秋」に載せられないものな。