「迷う門には福来る」読了。

 ひさだかおり著「迷う門には福来る」(本の雑誌社)読了。名古屋の書店員による、自らの方向音痴ぶりを綴ったエッセイ。
 方向音痴なだけでなく、切符も正しく買えないし、しょっちゅうお金を財布に入れ忘れるし、ATMでの振り込みも苦手…。しかも過呼吸やら鼻血やら、じん帯を切る大ケガまで…。相当なドジっぷりで、こんな人が身近にいたら心配でしょうがないだろうな、と思った。でも周知のことらしく、家族も同僚も反応は極めて冷静。読んでいる自分の方がハラハラしてしまいました。働いてるお店で失敗はしないのかなあ…。いや、絶対してるでしょ、この人…。

迷う門には福来る

迷う門には福来る