「震災以後を生きるための50冊」。

 「現代思想」の臨時増刊号、「震災以後を生きるための50冊」が発売された。

 中身を見ずに思わず買ってしまいそうな一冊だが、青土社のHPで50冊を見ることができる(→http://www.seidosha.co.jp/index.php?%BF%CC%BA%D2%B0%CA%B8%E5%A4%F2%C0%B8%A4%AD%A4%EB%A4%BF%A4%E1%A4%CE%A3%B5%A3%B0%BA%FD)。
 しかし、さすが「現代思想」だけあって私には歯が立たないような本ばかり。小田実「被災の思想 難死の思想」が一番読んでみたいかな。よく見ると、ハインリヒ・フォン・クライスト(誰?)の「チリの地震」を3人が挙げている。これだけ『 』ではなく「 」だから本にはなっていないのだろうか。