「「悪」と戦う」読了。

 高橋源一郎著「「悪」と戦う」(河出書房新社)読了。288ページでわりと分厚いのだが、3時間で読めた。3歳のランちゃんと1歳半のキイちゃんの兄弟が主人公。あらすじを説明しても意味がない本なのでしないが、とても楽しかった。やはり源ちゃんはもっと小説を書くべき!
 柳美里にしても源ちゃんにしても、子育ては実に深遠な文学のテーマたりうると感じた。

「悪」と戦う

「悪」と戦う

 【参照】読売新聞「著者来店」→http://www.yomiuri.co.jp/book/author/20100518bk08.htm
 実際は5歳と4歳の男の子か。下の子の言葉が遅れ気味なのは設定と同じなのね。