川上弘美と山田詠美。

 女性作家のエッセイを読むことは今まで滅多になかったが、最近立て続けに読んでいる。今読んでいるのは、川上弘美著「ゆっくりさよならをとなえる」(新潮文庫)と、山田詠美著「熱血ポンちゃん膝栗毛」(新潮文庫)。

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)

ゆっくりさよならをとなえる (新潮文庫)

 この2人、共通点が多いのに気づく。年齢も1つしか違わない。
 ・名字が「山田」(川上は旧姓が山田。詠美も米国人と結婚しているので本名は違うのかも)。
 ・武蔵野在住(たぶん中央線沿線)。
 ・現在、芥川賞選考委員(受賞は川上が芥川賞、山田が直木賞)。
 ・お酒が好き。
 ・蝶が嫌い。
 ・愛読書は、檀一雄著「檀流クッキング」。
 決定的に違うのは、川上が母であること(山田には仲のよい姪がいる)。そして、川上は色白キャラ、山田は色黒キャラであるという点か(こんなこと書いていいのかな)。