今週の「週刊ブックレビュー」。
8時半から「週刊ブックレビュー」。今回は宮崎県新富町での公開録画放送。司会は児玉清と中江有里。
書評ゲストは玉木正之、斎藤慶子、いしいしんじというバラエティーに富んだメンバー。玉木・斎藤の二人が、普段は全く読まないであろうジャンルの本を読んで、感想を述べなくてはいけないしんどさを存分に表現してくれた(そこが同コーナーの面白さである)。その点、司会の2人と、作家であるいしいしんじの懐の深さは立派である(いしいの髪型には失笑しちゃったけどね、ごめんなさい)。どの本にも、心の底からのめり込んでその世界観を味わい、賞讃を与えている。彼らは目の前にある本をどう読めばいいのか、経験に基づいたノウハウを持っているのだろう。様々な本を読むことは、自分の幅を広げてくれる。
いしいしんじが紹介した、フィリップ・フォレスト著「さりながら」(白水社)を読んでみたい。今度本屋で探してみよう。
- 作者: フィリップ・フォレスト,澤田直
- 出版社/メーカー: 白水社
- 発売日: 2008/10/31
- メディア: 単行本
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今年の放送は今日で終わり。この番組、最近以前より内容の平均値が充実しているように思う。