山本文緒著「紙婚式」(角川文庫)読了。夫婦をめぐる8つの短編を収録。どの夫婦もこれでもかというぐらいに不穏でドロドロしていて、読後もその感触がしばらく後を引く。著者の力量に感心するばかりだった。 前半は救いのないまま終わってしまう物語が多く…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。