「みかづき」読了。

 はてなダイアリーからはてなブログに移行しました。何が違うの?

 森絵都著「みかづき」(集英社文庫)読了。ようやく今年最初の読了本。600ページ超の大著だけど、見事に物語が終盤へと閉じられていく流れが心地よく、楽しい読書でした。不満は蕗子の夫、上田純があっけなく死んでしまったのがやや残念だったぐらい。解説が斎藤美奈子なのもあって(さすがに上手くまとめてくれている)、とてもすっきりとした読後感。

 NHKで放送中のドラマの初回を見てみたけれど、原作よりコミカルな印象に作られていて、若干違和感があった。高橋一生永作博美もなんかイメージ違うんだよなあ。とりあえず、続きも見てみようかと思います。

 

みかづき (集英社文庫)

みかづき (集英社文庫)

 

 

 

 巻末の参考文献に載っている本も興味深い。以下、読んでみたいと思った本。

 

新編 綴方教室 (岩波文庫)

新編 綴方教室 (岩波文庫)