「女たちは二度遊ぶ」、「水やりはいつも深夜だけど」読了。
吉田修一著「女たちは二度遊ぶ」(角川文庫)読了。
窪美澄著「水やりはいつも深夜だけど」(角川文庫)読了。
どちらも短編集で、並行して読んでいた。吉田修一を読んだのは久しぶり。短編のための設定で書かれているので、どれもあっさりとした薄めの味わいで物足りなさが残る。ディープな吉田修一が読みたいや。
窪美澄は、私の中で白石一文の「僕の中の壊れていない部分」の素晴らしさを教えてくれた人。「水やりはいつも深夜だけど」は「カドフェス2017最強決定戦 泣ける1位」のオビが巻かれ、たくさん置かれていたので買ってみた。私は本で泣きたいわけではないのですが。
いい本だったけど、植物縛りのタイトルがピンと来ないものが多くて残念だった。そして泣けなかった。金原ひとみの「マザーズ」以来、本では泣いていない(じわっとくることはある)。
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