Nスペとドラマ「火花」。

 昨日のNHK総合は「又吉直樹祭り」だった。9時からのNスペで「第二作への苦闘」を密着、そして11時からは芥川賞受賞作の「火花」をドラマ化したものの放送がスタート。「火花」は読んでないけれど、それなりに興味があったのでどちらも見てみた。
 Nスペでは文芸誌「新潮」の矢野優編集長と古井由吉(79歳!)が登場。テレビではめったにお目にかかれない2人なのでびっくり。第2作は「劇場」というタイトルらしい。「火花」が掲載された「文學界」もすごく売れたようだけど、今度は「新潮」がバカ売れするのかなあ。
 ドラマ版「火花」の第1話もなかなかよかったので、今後も見ようと思う。こちらも田口トモロヲやら小林薫やらが出てきて豪華。
 村上さんの「騎士団長殺し」(上・下巻、新潮社)は順調に売れているのかな? タイトル的に大ヒットにはならない予感がするけれど、文芸の話題が豊富なのはとにかく嬉しい。