「太陽のパスタ 豆のスープ」読了。
宮下奈都著「太陽のパスタ、豆のスープ」(集英社文庫)読了。結婚寸前で別れを告げられた主人公の明日羽(あすわ)は、「ドリフターズ(やりたいこと)・リスト」を作ることをきっかけに立ち直ろうとする。家族や友人に励まされながら、新たな生き方を模索する、自分探しの物語。
はっきり言って、こういうテーマの小説はもう自分には必要がないなあ。重大事であるはずの婚約解消も、理由がよくわからないし、主人公のモラトリアムな葛藤や生活は、読んでいて退屈でしかなかった。初めての作家の本を読むのはいつもドキドキするけれど、今回はちょっと期待はずれでした。
- 作者: 宮下奈都
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2013/01/18
- メディア: 文庫
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