今年のベスト5。

 2015年も残りわずか。ここまでの読了本は40冊。もう1〜2冊増えるような気がしますが、ここで今年読んだ本のベスト5を発表いたします。

  1位 辻原登著「Yの木」(文藝春秋
  2位 新庄耕著「狭小邸宅」(集英社文庫
  3位 大江健三郎著「性的人間」(新潮文庫
  4位 角野栄子著「魔女の宅急便」(角川文庫)
  5位 岩城けい著「さようなら、オレンジ」(ちくま文庫

 会田誠著「美しすぎる少女の乳房はなぜ大理石でできていないのか」(幻冬舎文庫)と石原慎太郎著「生還」(新潮文庫)も入れたかったけど、上記の5冊となりました。「Yの木」は全く評判を聞かない地味な短編集ですが、なぜか強く印象に残っています。
 今年は古本を売り始めた影響もあって、ずいぶんブックオフにお世話になりました。でも、それでは著者には1円の収入にもならないので、新刊もちゃんと買わねばなあと思います。
 来年もいい本にたくさん出会えますように。