日記を続ける。

 今日の朝日新聞土曜版別刷り「be」の中で、日記に関して荒川洋治のコメントが載っていた(「 」の表記は原文のまま)。

 日記の内容は、その日の天気や乗った電車の時刻、感じたことなど。あまり内面には触れない。「内面に触れると言葉が増え、暗くなる。つけることがおっくうになり続かない。日記のために人生を暗くしては元も子もない」。

 あまりにも内容がないので、これでいいのか自問することも多々あるが、今後も楽しみとしての役割を失わない適当さで、この日記を続けていきたいと思う。深遠な目的など何もないことにこそ、意味があるのだ。