「定食と古本」読了。

 今柊二著「定食と古本」(本の雑誌社)読了。前半は神保町や地方都市の定食めぐりのレポート、後半は著者の自伝的なエッセイになっている。とにかく定食の詳細な解説が美味しそうで、お腹が空いてくる危険な本。チキン南蛮食べたい。
 著者は愛媛県今治市出身。四国出身の書き手ってあんまりいないので、珍しくて面白かった。現役作家だと大江健三郎ぐらいしか思いつかない。野球選手なら、川上憲伸藤川球児岩村明憲里崎智也藤井秀悟、熊代聖人…といくらでも思いつくんだけど。

定食と古本

定食と古本