今日買った本。

 朝日新聞斎藤美奈子文芸時評が今日も抜群に面白かった。まとめた本を出してほしい。ああいう気の利いた書評って、どうやったら書けるようになるんですかね。
 写真を現像するついでに駅前の本屋に行く。結構時間をかけて徘徊したわりに、買ったのは1冊だけ。
川本三郎著「郊外の文学誌」(岩波現代文庫)…単行本は新潮社。いつも思うことだけれど、この表紙は味気ないなあ。

郊外の文学誌 (岩波現代文庫)

郊外の文学誌 (岩波現代文庫)

 ブックオフで2冊。いずれも105円。
安部公房著「箱男」(新潮文庫)…実験的長編作品。
箱男 (新潮文庫)

箱男 (新潮文庫)

青山七恵著「ひとり日和」(河出文庫)…芥川賞受賞作。美本だったので。
ひとり日和 (河出文庫)

ひとり日和 (河出文庫)

 急いで帰宅して、全豪オープンの錦織君の試合をテレビで観る。残念ながら格上のマレーに3−0で完敗。テニス経験者の夫は「確実に上手くなっているけれど、もう少し身長があればね」と言っていた。確かに体格ではかなわない。でもベスト8は立派。また頑張ってほしい。