南方熊楠を読む。
水木しげる著「猫楠 南方熊楠の生涯」(角川文庫)を読んだ。菌類の研究をした人で、南紀白浜に記念館があるという程度の知識しかなかったので、水木漫画で読めるなら一石二鳥と思って手に取った。
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 1996/10/22
- メディア: 文庫
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そこで、中瀬喜陽・長谷川興蔵編「南方熊楠アルバム〈新装版〉」(八坂書房)を出してきた。表紙には「500枚の写真資料で再現する巨人の劇的な生涯!」とあるビジュアル本。おかげでかなりイメージができるようになった。多くの弟子や協力者に囲まれて活動しており、人間的にも魅力的な人物だったのだろう。75歳と長生きをするが、かわいがっていた長男・熊弥が発病することもあって、晩年は寂しい日々を送っていたらしいことが印象に残った。
- 作者: 中瀬喜陽,長谷川興蔵
- 出版社/メーカー: 八坂書房
- 発売日: 2004/11/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 鶴見和子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/01/07
- メディア: 文庫
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