フリーダ・カーロ 愛と葛藤の自画像。

 午前中、BSハイビジョンで「フリーダ・カーロ 愛と葛藤の自画像」という番組を見た。フリーダの絵は知っているが、彼女のことは全く知らなかったので、結構衝撃的な内容だった。
 学生時代、路面電車の事故に巻き込まれて重症を負い、医学の道を断念して絵を描き始める。メキシコの国民的な画家ディエゴ・リベラと恋に落ち、結婚。しかし、事故の影響で2度も子どもを流産。また、ディエゴの裏切りに遭い(フリーダの妹・クリスティナとも浮気!)、自らもさまざまな相手と浮気をする(その相手がイサム・ノグチや、亡命中のトロツキーというのが一番驚いた)。結婚10年後に離婚するが、その1年後再びディエゴと復縁。その激動の人生の渦中、常に絵を描き続けている(主に自画像)。葛藤の中にあっても、自分を見つめることを恐れてはいけませんね。
 彼女の生家「青い家」と、ディエゴとフリーダのアトリエがある「大きい家」と「小さい家」が印象的だった。