いい試合だった。
大阪桐蔭が延長10回、6−5でサヨナラ勝ち。1番ショートの浅村栄斗が2本のホームランを放つ。守備でも華麗なプレーを連発。西岡剛、中村剛也、中田翔ら先輩プロ野球選手の系譜を引き継ぐ、大阪桐蔭らしい華やかでスケールの大きな選手だ。
一方の金沢高校は、浅井監督の采配の元、まとまりのあるいいチームだった。同校の出身選手と言えば、楽天の高須洋介がいる。なるほど、監督にとって非常に使いやすく、器用で勝負強い典型的なプレーヤーである。高校時代に出会う指導者やチームカラーというものが、野球選手としての個性に大きく作用するということを、改めて感じた試合だった。
地方色、というのもあるか。大阪と北陸の違いはあるね。
(調べたら、金沢高校出身者には大松尚逸もいた。彼はちょっと違うかな。でもロッテ色に染まっている感がある。)