「おかしな本棚」読了。
クラフト・エヴィング商會著「おかしな本棚」(朝日新聞出版)読了。すっかり吉田篤弘氏の文章のファンになってしまったので、刊行時に買って未読だったこの本を読んだ。
森の奥に持っているという妄想の本棚に置く本を集めた「森の奥の本棚」。カフカの「変身」の文庫本をひたすら並べた「変身する本棚」。表題が「火」とか「月」とか「自由」といった単語ひとつだけの岩波新書を集めた「ただひとつだけの本棚」。さまざまなテーマのもとに選んだ本を並べて背表紙を撮影しただけなのに、こんなに面白いのはなぜだろう。その理由は、著者のこんな言葉に潜んでいるのかもしれない。
本は「探すこと」がいちばんの醍醐味です。その次に「なかなか読めない」醍醐味があり、三番目にようやく「読む」醍醐味があります。 (173ページ)
「クラフト〜」名義の本だがほとんど篤弘氏の世界そのままなので、相方(奥さん)の浩美さんはどういう方なのかが気になってきた。
- 作者: クラフト・エヴィング商會
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/04/20
- メディア: 単行本
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妊婦健診に行く。
今日は妊婦健診だった。今回も娘と2人でバスに乗って病院へ行く。経産婦というせいもあるだろうが、診察はどんどん簡略化され最近はあっという間に終わってしまう。赤ん坊の推定体重は1780gになった。やっぱり大きめらしいので、出産時は3300〜3400gになるかもと言われた。難産は嫌だなあ。
流行する前にやった方がいいと言われ、インフルエンザの予防接種もしてきた。3千円。娘も早めにやっておいた方がいいだろうから、今度病院連れて行かなきゃな。
帰りに本屋に寄って新刊文庫を2冊買う。
■奥泉光著「シューマンの指」(講談社文庫)・・・あれ、この著者の小説って読んだことあったっけ? だいぶ前に「ノヴァーリスの引用」を読んだような気がするけれど、全く内容は覚えてないな・・・。
- 作者: 奥泉光
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: 文庫
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- 作者: 川上弘美
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/10/23
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- 作者: 本の雑誌編集部
- 出版社/メーカー: 本の雑誌社
- 発売日: 2012/10/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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