「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 星を賣る店」を見る。

 夫が休みなので、子どもを任せて一人で世田谷文学館へ行く。開催中の「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 星を賣る店」を見るため。バスで吉祥寺に出たあと、井の頭線京王線を乗り継いで芦花公園駅へ。昨年一度訪れているので(寺山修司展)、今回が2回目だ。
 入場料700円。細々とした不思議なオブジェ群と、彼らが装幀を手がけた本が展示されている。平日にしては結構来場者が多かったが、内容はやや物足りない印象。もう少しボリュームが欲しかった。
 売店平凡社から出ている図録と、唯一のオリジナル・グッズ「昼と夜のライス・チョコ」を購入。便箋とかノートとか作って欲しかったなあ。
クラフト・エヴィング商會著「クラフト・エヴィング商會のおかしな展覧会 星を賣る店」(平凡社)・・・この本はすごくいい出来。

星を賣る店

星を賣る店

 ついでに15分ほど歩いて「蘆花恒春園」を見学した。徳富蘆花が晩年を過ごした旧宅やお墓、資料を展示した「蘆花記念館」などがある都立公園で、入場無料。誰もいなかったので、のんびりと散策。梅の花がきれいだった。
 吉祥寺に戻ってお買い物。子供服のほか、本屋で2冊買う。
内澤旬子著「捨てる女」(本の雑誌社)・・・「捨てる」をテーマにしたエッセイ集。
捨てる女

捨てる女

南伸坊著「ねこはい」(青林工藝舎)・・・猫が作った俳句絵本。
ねこはい

ねこはい

 ようやく暖かくなってきたし、一日ゆっくりできて楽しかった。4時半帰宅。