世田谷文学館へ行く。

 今日は久しぶりにいい天気だったので、赤ん坊を抱っこして世田谷文学館へ行く。開催中の「帰ってきた寺山修司」展を見るため。
 11時前に家を出て、バスで大泉学園駅へ。練馬駅大江戸線に乗り換えて新宿駅に出る。さらに京王線の各駅停車に乗り、芦花公園駅で下車。駅前にあまり店はなく、閑静な住宅街という雰囲気だ。徒歩5分ほどで世田谷文学館に到着。世田谷美術館は一度行ったけど、ここに来るのは初めて。
 ↓ 「せたぶん」外観。

 観覧料は大人700円。コインロッカーに荷物とコートを預けて2階の展示室へ。寺山が青春時代に取り組んだ俳句・短歌に関する資料や、友人・恩師に宛てて書かれた手紙などが多数展示されていて、その多才ぶりや魅力が十分に感じられる内容だった。各国のホテルから集めた「起こさないで(Do not disturb)」というドアプレートのコレクションも面白かった。「一緒に棺桶に入れてくれ」と話していたらしい(笑)。
 売店で図録を買う。1200円。あとでゆっくり手紙の内容を読んでみたい。
 ↓ 「帰ってきた寺山修司」図録。右はカフェで売っていた三沢市寺山修司記念館謹製「家出のするめ」(笑)。350円。美味しいらしいです。

 ↓ ちなみに、これが本物。

家出のすすめ (角川文庫)

家出のすすめ (角川文庫)

 展示室を出ると1時半を過ぎていた。昼食がまだだったので、カフェでエビピラフ(サラダ付き、600円)を注文する。食べようとしたら赤ん坊がむずがり出したので困っていたら、隣の席に座っていた女性が食べる間赤ん坊を抱っこしていてくれた。1歳と3歳の子がいるというお母さんだったが、生後2ヶ月と言ったらずいぶん驚いていた。やっぱり生まれたばかりの赤ん坊を連れて出歩くのって非常識? 6ヶ月ぐらいからならいいのかな。首が据わってから?
 食べ終えて、トイレの個室で授乳(授乳室がなかった)。オムツを替えて帰路に就く。正直もう少しゆっくり見たかったけれど、赤ん坊が気の毒だったので、寄り道もせず全速力で帰宅した。それでも家にたどり着いたのは4時過ぎでした。ちょっと遠出過ぎたかな。ごめんね。