今年のベスト5。

 では、今年読んだ本のベスト5を発表いたします。

  1位 島尾敏雄著「死の棘」(新潮文庫
  2位 村上春樹著「海辺のカフカ 上・下巻」(新潮文庫
  3位 いしいしんじ著「遠い足の話」(新潮社)
  4位 四方田犬彦著「ラブレーの子供たち」(新潮社)
  5位 吉田篤弘著「それからはスープのことばかり考えて暮らした」(中公文庫)

 今年も新潮社の本が上位4作を占めることに。1位は言わずと知れた名作。2位も今さらという感じだが、5月9日に蜷川幸雄演出・柳楽優弥主演の舞台版「海辺のカフカ」を見に行ったせいもあって(つわりが始まりかけていたので日記に書いていない)、深く心に刻まれている。
 ↓ 5月9日、彩の国さいたま芸術劇場