もうすぐ産まれる?

 妊婦健診の日。このところ晴天が続いていたが、朝からどんよりとした空模様で寒かった。赤ん坊が徐々に下がってきているらしく、足のつけ根が痛む。
 今日はモニターをつけてのNST(ノンストレステスト)があった。赤ん坊の心拍を調べる検査だが、最初あまり胎動がなかったので、助産師さんに「寝ているようなので話しかけてみて」と言われた。「おーい、起きろ〜」とお腹をたたいたら、むにょむにょと反応してくれて嬉しかった。お母さんの声、ちゃんと聴こえているようです。
 今回から内診があり、子宮口の様子を調べてもらった。だいぶ柔らかくなっていて、既に2センチ開大とのこと(!)。赤ん坊はもう3キロ超のようだし、いつ陣痛が来てもおかしくない。やはり2人目は早いのか。入院&心の準備をしておかなくては。
 貧血が改善していなかったためまた鉄剤が処方されて、病院を出る。しばらくはもう歩き回れない気がしたので、本屋とブックオフに行く。新刊を1冊買う。
大江健三郎著「水死」(講談社文庫)・・・早くも文庫化。当分読む機会はなさそうだけど・・・。

水死 (講談社文庫)

水死 (講談社文庫)

 ブックオフでは4冊購入。
川上未映子著「人生が用意するもの」(新潮社)・・・700円。主に「週刊新潮」に掲載されたエッセイ集。美本で嬉しい。
人生が用意するもの

人生が用意するもの

井上荒野著「キャベツ炒めに捧ぐ」(角川春樹事務所)・・・105円。すぐに読み始めることにします。あれ、文春じゃないのに装丁が大久保明子だ。
キャベツ炒めに捧ぐ

キャベツ炒めに捧ぐ

吉田篤弘著「それからはスープのことばかり考えて暮らした」(中公文庫)・・・350円。私もわりとスープのことを考えて暮らしていると思う。
それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

それからはスープのことばかり考えて暮らした (中公文庫)

吉田戦車著「吉田自転車」(講談社文庫)・・・300円。気軽に読めるエッセイが欲しかったので。
吉田自転車 (講談社文庫)

吉田自転車 (講談社文庫)

 ウロウロしている間、軽い陣痛かと思うような断続的な痛みがあったが、これは内診の影響だと思う。本当の陣痛はこんなものじゃないもの。一度経験しているので、心に余裕がある。
 スーパーで食料品を買って帰宅する。留守番をお願いした母と姉が、娘とたっぷり遊んでくれたようなので有難かった。娘の風邪はもう大丈夫みたい。大したことなくてよかった。