白石一文のインタビュー。

 我が家のテレビは録画機能がない。昨晩はどうしても「週刊ブックレビュー」が見たくて、深夜2時15分からの再放送まで夜更かしした。白石一文がゲストで、新作「幻影の星」(文藝春秋)についてインタビューされていた。元編集者だけあって、話すのはなかなか上手い。「面白いものを書けばそれでいい、とは思えない」、「編集者に比べると作家の生活はつまらないし、地味」などの言葉が印象的。テレビに出演する機会はめったにないと思うし、見た甲斐があった。
 前半の合評コーナーで、佐藤良明が紹介した中村和恵著「地上の皿」(平凡社)が面白そうだった。今度本屋で見て、よかったら買おうかな。

地上の飯―皿めぐり航海記

地上の飯―皿めぐり航海記