旅の記録。

 【1日目・5月27日(木)】
 朝6時起床。とりあえず雨は降っていないが、どんよりとした空模様。7時45分から「ゲゲゲの女房」を見て、8時に出発。長沼と占冠の道の駅に立ち寄り、占冠から高速に乗って音更帯広で降りる。
 正午過ぎ、帯広駅地下駐車場に駐車。こちらは残念ながら本降りの雨。駅前の「元祖豚丼のぱんちょう」で昼食。観光客や出張中のサラリーマンに人気の有名店だが、空席があってすぐに座れた。私は「竹(950円)」、夫は「梅(1050円)」。豚肉がジューシーで美味しかった。

ぱんちょう

食べログ ぱんちょう

 十勝のスイーツといえば、「柳月」と「六花亭」。帯広駅近くにあるそれぞれの本店に行く。「柳月」では定番商品のバームクーヘン「三方六しょこら」などを購入。試食がいっぱいできるのが嬉しい。
六花亭」では本店限定の「サクサクパイ(140円)」を買ったが、これがめちゃウマ。サクサク感が失われるので3時間以内に食べろと注意書きがあるのだが、確かにサクサクの食感がたまらない。これは超オススメ。帯広に行ったら必ず食べたいが、さて今後行くことはあるのだろうか。
 車で「緑ヶ丘公園」内の「帯広百年記念館」へ。民間の開拓団体である「晩成社」が入植して100年となるのを記念して建てられた資料館で、十勝の歴史や自然について学ぶことができる。十勝は岐阜県と同じぐらいの面積らしい。
 泊まったのは音更町にある十勝川温泉の民宿。珍しい「モール温泉」という泉質で、茶色く濁っている。夕食が非常に豪華で、超満腹。


 【2日目・28日(金)】
 この日も朝6時に起床。温泉に入る。娘も少し温泉で行水。7時半朝食、8時から「ゲゲゲの女房」を見て、8時半出発。曇っていて肌寒いが、とりあえず雨は降っていない。帯広にある旧広尾線の「愛国駅」と「幸福駅」に立ち寄って、中札内村方面へ。
 「道の駅・なかさつない」に行く。十勝名産の豆類について紹介した施設「ビーンズ邸」や農産物直売所があって、多くの人でにぎわっている。中札内産のたまごやじゃがいも、レトルトカレーをなどを購入した。
 すぐ近くにある「六花の森」に行く。六花亭が運営している施設で、横には工場もあるのでお菓子を焼く甘い匂いがただよう不思議な森だ。入場料は500円で、入口で「雪やこんこ」と「マルセイビスケット」が1枚ずつもらえる。休憩所ではコーヒーも飲み放題だ。包装紙の絵を描いている坂本直行記念館を見て、売店でその絵がデザインされたハンカチやお皿、絵ハガキなどをお土産に買った。ほとんど貸し切り状態で、満開の「オオバナノエンレイソウ」の花を楽しむことができて、とてもいい所だった。
 村内にある農場「想いやりファーム」で、日本で唯一殺菌せずに飲めるという生乳とソフトクリームを味わう。クセや臭いがなくてゴクゴク飲める感じ。お腹もゴロゴロしないらしい。

 午後1時過ぎ、中札内から帯広広尾自動車道に乗り、帯広からは往路と同じルートで帰宅。十勝の雰囲気を存分に味わうことができた。