育児エッセイ。

 先日ブックオフで購入した伊藤比呂美著「良いおっぱい悪いおっぱい」(集英社文庫)と、石坂啓著「赤ちゃんが来た」(朝日文庫)を立て続けに読了。
 「赤ちゃんが来た」が以外に面白かった。著者は漫画家なので、絵がかわいい。驚いたことに、彼女の息子リクオ君も「機関車トーマス」にはまったらしい。内田春菊本、野崎歓本に続いて3回目の登場である。トーマスがそんなに赤ちゃんゴコロをわしづかみにしているとは知らなかった(男の子限定らしいが)。
 育児エッセイ、もう飽きてきたな。需要が限定されているジャンルだと思うのだけど、「赤ちゃんが来た」の単行本が50万部も売れたというのが不思議。全国のお母さんがみんな買ったのだろうか。