「週刊ブックレビュー」年末特大号。

 今日の「週刊ブックレビュー」は、年末スペシャル版で朝8時から2時間の拡大放送だったのだが、寝坊して最初の30分は見逃した。
 4人の司会者による「今年のベストワン」のコーナーが面白かった。さすがにみんな本読みだけあって、興味深いラインナップ。藤沢周西部邁著「昔、言葉は思想であった 語源からみた現代」(時事通信社)と、梯さんの「土に書いた言葉 吉野せいアンソロジー」(未知谷)は存在すら知らない本だったが、どちらも読んでみたい。しかし、渋いところもってくるねえ。版元は喜んでいるはず。
 中江有里ちゃんの佐藤正午著「身の上話」(光文社)は、発売直後に買っているのだが未読。最近ずいぶんいろんな媒体で絶賛されている気がする。まあ、そのうち読みます。児玉さんは大好きな海外ミステリーを興奮気味に紹介しておりました。
 芦屋での公開録画だったが、藤沢周と地元女子大生の文学散歩のコーナーもあったりして、なかなか充実した内容だった。ゲストの一人、渡辺淳一がかっこよかった。渡辺淳一記念館、近いのにまだ行ってないから行かなくちゃな。あ、でも1冊も読んだことないや。1冊目には何を読んだらいいものか・・・。