二人の息子。

 川上弘美著「なんとなくな日々」(新潮文庫)を読む。彼女のエッセイは今の波長にとても合うので、読んでしまうのがもったいない。
 子どもが二人いることは知っていたが、二人とも息子らしいとわかって、なるほどと思う(なんとなく)。
 さて、この本には「小学六年の上の息子」と出てくる。岩波書店から単行本が出たのが平成十三年で、それから8年が経過しているから、今はおそらく20〜25歳ぐらいか。どんな青年に成長しているのだろうか。