答えは函館にあった。

 1泊2日で、函館に行ってきた。函館には学生時代に一人で来ているのだが、駅舎が新しくなってすっかり印象が変わっていた。駅近くにある朝市も、整備されて観光客が立ち寄りやすい雰囲気になっていた。早速、函館名物の新鮮な真イカをその場でさばいてご飯にのせた、「活イカ踊り丼」(醤油をかけると丼の上でイカが踊る)を食す。
 本久公洋著「北海道鉄道駅大図鑑」(北海道新聞社)によると、駅舎は平成16年に建て替えられたらしい(この本は実に面白い)。

北海道 鉄道駅大図鑑

北海道 鉄道駅大図鑑

 ところで、五稜郭タワーのグッズコーナーには新撰組関係の商品も並んでいるのだが、日本ハム金子誠を応援する際に、多くのファンが掲げている「誠」のタペストリーが売られていて驚いた。札幌ドームに売っていないので、みんなどこで入手しているのかと不思議に思っていたが、まさかこんな所で買っていたとは・・・。もちろん1つ購入。1050円ナリ。
 帰りの電車の中で、黒岩比佐子著「声のない記憶 ろうあの写真家井上孝治」(角川ソフィア文庫)を読了。著者のデビュー作だが、多くの関係者への誠実な取材に基づいた労作。孝治の写真もすばらしい。もっと見たいので、アマゾンで写真集「思い出の街」(河出書房新社)を買うことにした。