昨日、「くすみ書房」へ行った。

 最近寒くありません。素人には有り難い。

 昨日、札幌市琴似にある「くすみ書房」に行ってみた。同店は個性的な品揃えで全国的にも有名な、いわゆる「町の本屋さん」で、雑誌などにも多く取り上げられている。場所は市営地下鉄東西線琴似駅から徒歩10分ほど。
 残念ながら、期待していたほど面白い店とは思えなかった。店舗面積が小さいから仕方ないのだろうが(しかも正月休み明け直後という悪条件)、在庫が少なすぎる。「中学生はこれを読め」や「売れない文庫フェア」などの企画も、それほど新しさを感じなかったし、欲しい本もなかった。
 しかし、教養文庫がまだ残っていたり、普通の小書店ではあまり見かけない「読書人」や「編集会議」などを置いているのはさすがである(もちろん文芸主要4誌は全部ある。最近「すばる」がない店が多い)。また、矢萩多聞という装丁家のコーナーが設けてあったのが面白かった。知らない装丁家だったので、これは嬉しい発見。「中村屋のボース」など中島岳志(北大准教授)の著作を手がけている人なのね。
 結局買ったのは1冊。
■北海道書店商業組合編「中学生はこれを読め!」(北海道新聞社)…4刷というのはすごい。

中学生はこれを読め!

中学生はこれを読め!

 トランスビューのPR誌「いける本 いけない本 第9号」をもらう。これも普通は置いてませんね。