ジュンク堂に行ってきた。

 今日は20日にオープンしたジュンク堂札幌店に行ってきた。丸井今井南館の地上4階、地下2階を占める巨大店舗。さすがの品揃えで、いかにもジュンク堂らしい店の作り。1時間ほどうろつき、3冊購入。
栗原裕一郎著「盗作の文学史」(新曜社)…3800円もする本を買ってしまった…。新刊時には値段が原因で手が出なかったが、話題になっているし、読みたいテーマなので、結局購入。

〈盗作〉の文学史

〈盗作〉の文学史

森銑三柴田宵曲著「書物」(岩波文庫)…書物にまつわるエッセイがてんこ盛り。
■「本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2008年度版」(本の雑誌社)…この増刊号は毎年買ってしまう。
おすすめ文庫王国2008年度版

おすすめ文庫王国2008年度版

 正直言って、広すぎて苦手だ…。コンパクトなスペースで、自分の興味ある分野の本が充実している店の方が好きです。探している本があるときは便利だけどね。
 そういえば、コミックの大半にシュリンクがかかっていないのが気になった。作業がオープンに間に合わなかったのか、あるいは立ち読み公認という方針なのか…。中が見れるのは嬉しいが、本が汚れそうで心配…。


 ついでに立ち寄った古本屋でも2冊。
辻井喬著「深夜の読書」(新潮文庫)…ブックオフで105円。読書や芸術についてのエッセイなどをまとめた1冊。
 (「全集を読む」と題した項から、一部抜粋しておく。全集を読むことの効用は、日垣隆も「知的ストレッチ入門」(大和書房)で指摘していた。

・「つまり、全集を読むというのは、当然のことかもしれないが、ひとりの作家の人生に触れるという点で、代表作だけを読むのとは違った関係を、作者と読者のあいだに作り出す。」)

伊東一雄著「メジャー・リーグ紳士録」(ベースボール・マガジン社)…紀伊国屋書店札幌ロフト店内の古本屋コーナーで500円。パンチョさんです。