帰宅、日記再開。

 たった今、帰宅。東京でいろいろと用事を片付けてきたので、あとは心の整理をするだけ。もう一度だけ、またすぐに上京するけれど、私の帰って来る場所はこの家だ。心が落ち着く。

 恒例の上京中の記録&買った本。


9月17日(水)
■「週刊ベースボール 特集:我が心の野球場」…大宮駅のホームにて。水曜日に買えることの喜び。
岡崎武志著「雑談王 岡崎武志バラエティブック」(晶文社)…石丸澄子さんの装丁が素敵。四六判ハードかと思っていたので、A5判並性は意外。
車谷長吉著「四国八十八ヶ所感情巡礼」(文藝春秋)…「世界一周恐怖航海記」に続く長吉&順子の紀行日記。上京中に読了。感想は後ほど。
■新貝行生著「鉄腕稲尾の遺言」(弦書房)…元スポニチ西鉄番記者である著者が、不滅の大投手の栄光と挫折を描く。この人の文章はなかなかいい。稲尾追悼本は西日本新聞社のものに続いて2冊目。


9月18日(木)
有吉佐和子著「ぷえるとりこ日記」(岩波文庫)…なぜか昨日見当たらなかった新刊。有吉佐和子がついに岩波文庫に登場。
・できあがった結婚指輪を取りに行く。


9月19日(金)
■高田宏著「編集者放浪記」(PHP文庫)…古本屋で210円。この人の本はしっかり読んだことがなかったが、光文社などで雑誌編集者を長年やっていたようだ。6割ほど読んだが、面白い。
安岡章太郎著「小説家の小説家論」(福武文庫)…古本屋で262円。小島信夫、小川国夫が死んで、「第三の新人」で生き残っているのはこの人だけなのではないか。


9月20日(土)
佐藤正午著「ありのすさび」(光文社文庫)…ブックオフで105円。岩波から出ているエッセイ集を文庫化したものの一つ。
村上春樹著「レキシントンの幽霊」(文春文庫)…ブックオフで250円。この短編集は持っていなかったので。美本。


9月21日(日)

・重要な一日なのだが、ここに書くべきではない。


9月22日(月)
・西武対楽天戦を観戦(西武ドーム)。マジック2で優勝が決まる可能性があったが、岩隈の前に完敗(1−6)。岩隈20勝目。胴上げ見たかったなあ。


9月23日(火)
・今さらながら、「崖の上のポニョ」を見に行く。最近の重いテーマのものに比べると物足りないというジブリファンも多いようだが、シンプルなストーリーで、私はすごく好きだ。何より色が綺麗。海の生き物って本当に形が可愛い。しかし、ポニョが宗介から海へ連れ戻されてしまうシーンで密かに泣いたのは、私だけではないだろうか。最近、涙もろくて困る。
■「別冊カドカワ 特集:崖の上のポニョ」…映画を見た後、すぐに本屋へ(既に「ポニョ」コーナーは縮小されてしまっている気配)。この雑誌は初めて買ったが、表紙のポニョがたまらなく可愛い。