「オラクル・ナイト」読了。

 ポール・オースター著/柴田元幸訳「オラクル・ナイト」(新潮文庫)読了。久しぶりに海外小説を読んだけど、結構重い話で、あまり気分転換にはならなかった・・・。

 【以下ネタバレあり】前半(青いノートとの出会いや、カンザスシティが舞台の作中小説の部分)はわりと面白かったんだけど、途中から最後が絶対ハッピーエンドじゃなさそうだなという予感があって、どんどんその通りになるので辛かった。まあ、父親かだれか分からない子どもを産んでも、不幸になる確率が高そうなので、この結末でよかったのかな・・・。

オラクル・ナイト (新潮文庫)

オラクル・ナイト (新潮文庫)