家事労働。

 今日の昼食はオムライス。久しぶりに作ったが美味しかった。「家事労働はシシュフォスの神話のようなものである」と言ったのは内田樹だが(※)、全くその通りだと思う。やってもやってもきりがない。
 料理は比較的クリエイティブな喜びをともなう作業だが、洗濯、掃除、洗い物といったらさっきやったばかりなのに、また同じことをやらなくてはならないという毎日が永遠に続く。しかし、思ったより家事が嫌いではないことに結婚してから気づいた。他人と暮らすという緊張感が、そうさせているのかもしれない。
 ときどきたまったストレスが爆発して、癇癪を起こすこともある。自分が意外と気が短くて、激しやすい性格だということも最近知った。夫が穏和な気性なので、その反動でというのもあるような気がする。
 ※内田樹の文章でこれが一番好きかもしれない。→http://blog.tatsuru.com/2009/06/07_1532.php

立体生活。

 「赤ちゃん本舗」でテーブルがついたイスを買ってきた。もう丸6ヶ月を過ぎたので、そろそろ寝たきり生活も卒業しなくてはならない。立体的に暮らすということは重力との戦いである。よだれがすごいのなんのって。

リッチェル Richell 2WAYごきげんチェア アイボリー 7ヵ月頃~5才頃まで

リッチェル Richell 2WAYごきげんチェア アイボリー 7ヵ月頃~5才頃まで

 赤ちゃん用のヨーグルトをあげたら半分ぐらい食べた。母乳オンリーでここまで来たが、これからはそうもいかない。自分たちの食事以外に、娘の食べるものを考えねばならないのは、正直言って・・・・・・めんどくさいぞ!


 ブックオフで買った本。
阿部和重著「ABC 阿部和重初期短編集」(講談社文庫)・・・450円。こんな本出てたの知らなかった。「公爵夫人邸の午後のパーティー」とか、持っている本も入っているけど・・・。

ABC<阿部和重初期作品集> (講談社文庫)

ABC<阿部和重初期作品集> (講談社文庫)